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【APEX】ランクシステムが大幅に変更/キルポイント・順位ポイントの計算方法について解説【シーズン13】

APEX Legends(エーペックスレジェンズ)のシーズン13「救世主」にて、バトルロワイヤルランクマッチの仕様が変更された。この記事ではその内容について詳しく解説する。
ランクマッチの仕様変更と影響
シーズン13からランクマッチの仕様に大幅な変更が加えられた。主な調整内容は下記だ。
調整項目 | 調整内容 |
---|---|
キルポイント | ・参加ポイント(味方のキル)が実装 ・1試合あたりの獲得上限が廃止 ・キル数に応じて獲得ポイントが減少 ・アシストタイマーが延長 ・敵蘇生前のアシストも評価 |
ランク降格 | ・ティアをまたぐ降格が実装 |
基礎ポイント | ・参戦コストが増加 ・低順位時のキルポ倍率が大幅低下 ・ティア差が2つ以上でキルポ倍率が変化 |
今回の変更によりランクを上げる・維持することがシーズン12以前と比べて大幅に難しくなった。
また「味方との連携」と「最後まで生き残る」ことが重要になり、これまで以上に慎重な立ち回りが求められる。特に10位以内に入れない場合、RP減少が大きくなるためランクを上げたい人は強く意識しよう。
キルポイントの仕様変更
シーズン12 | シーズン13 | |
---|---|---|
自分のキルとアシストで獲得 | → | 無関与の味方のキルでも獲得 |
1試合の獲得上限は125RP | → | 1試合の獲得上限なし |
何キルしても獲得RPは等倍 | → | キル数が増えると1キルの獲得RPが減少 |
攻撃後10秒以内に敵がダウンでアシスト獲得 | → | 攻撃後15秒以内に敵がダウンでアシスト獲得 |
敵が蘇生した場合、蘇生前のアシストは評価されない | → | 蘇生後に再ダウンした場合、蘇生前のアシストが評価される |
参加ポイントの追加
キルポイント・アシストポイントに加えて「参加ポイント」が追加された。獲得条件はチームメイトが敵をキルすること。
これにより戦闘に関与しなくても一定のキルポイントは獲得できるようになった。とはいえ獲得ポイントはキルポイント/アシストポイントの半分。ランクを上げていくために自力のキルが重要なことに変わりはない。
1試合の獲得上限が廃止
1試合で獲得できるキルポイントの上限が無くなった。理論上キルをし続ければ無限にランクポイントを増やすことが可能に。
しかし後述のキルポイントの減衰仕様により、実際にはキルを重ねても思う程のランクポイントを獲得できなくなっている。
キル数に応じた獲得ポイント減少
一定のキル数を超えると、1キルあたりで獲得できるポイントに下方倍率がかかるようになる。倍率は以下の通りだ
キル数 | キルポ倍率 |
---|---|
1~3キル | 1倍 |
4~6キル | 0.8倍 |
7キル~ | 0.2倍 |
特に7キル以降のキルはランクポイント効率が非常に悪い。キル狙いの無理な戦闘は避けよう。
アシストのルールが変更
調整項目 | シーズン12 | シーズン13 |
---|---|---|
タイマー | 10秒 | 15秒 |
カウント | 敵蘇生時リセット | 敵蘇生後に再スタート |
アシストタイマーが10秒から15秒に延長。従来よりも時間をかけた戦闘が可能になった。
また自分がアシストしてダウンさせた敵が蘇生されても、再ダウンさせればキルポイントを入手できるようになった。これまでは蘇生された時点でアシスト評価はなくなっていた。
ティア降格システムの実装
調整項目 | シーズン12 | シーズン13 | |
---|---|---|---|
ディビジョン降格 (プラチナ1→2) |
あり | → | あり |
ティア降格 (ダイヤ→プラチナ) |
なし | → | あり |
ダイヤからプラチナへの降格などティアをまたぐ降格システムが実装された。
ランクポイントが減少し続けて所属ティアのボーダーを下回ってしまった場合、一段階下のティアの中間に降格してしまう。
(例:マスター→ダイヤ1の50%)
同時に救済措置である降格保護も実装された。ティア昇格時に3ゲーム分の降格保護と100RPが付与される。昇格後の数試合は降格を気にせずランクマッチに挑むことが可能だ。
基礎ポイントの調整
マッチ参戦所要コストの増加
※()内はシーズン12までの所要コスト
ランク | 1 | 2 | 3 | 4 |
---|---|---|---|---|
![]() マスター |
75 (60) |
|||
![]() ダイアモンド |
72 (48) |
69 (48) |
66 (48) |
63 (48) |
![]() プラチナ |
60 (36) |
57 (36) |
54 (36) |
41 (36) |
![]() ゴールド |
48 (24) |
45 (24) |
42 (24) |
39 (24) |
![]() シルバー |
36 (12) |
33 (12) |
30 (12) |
27 (12) |
![]() ブロンズ |
24 (0) |
21 (0) |
18 (0) |
15 (0) |
![]() ルーキー |
0 |
全ランク帯で参戦コストが大幅に増加した。特にブロンズ帯に参戦コストが着いたのは大きい。さらに今まで一律だったディビジョン間の参戦コストにも差がつけられている。
順位ごとのキルポ倍率変更
順位 | シーズン12 | シーズン13 | |
---|---|---|---|
1位 | 25 | → | 25 |
2位 | 21 | → | 23 |
3位 | 18 | → | 20 |
4位 | 15 | → | 18 |
5位 | 15 | → | 16 |
6位 | 11 | → | 14 |
7位 | 11 | → | 13 |
8位 | 11 | → | 13 |
9位 | 11 | → | 10 |
10位 | 11 | → | 10 |
11位 | 10 | → | 5 |
12位 | 10 | → | 5 |
13位 | 10 | → | 5 |
14位以下 | 10 | → | 1 |
順位ポイントに変化は無いが、低順位時のキルポ倍率が大きく下がった。
旧システムと比べて10位以下のキルポ倍率が非常に低く設定されている。特に14位以下のキルポは無いに等しく、初動死は極力避けるようにしたい。
ティア差によるキルポ倍率変更
ティア差 | シーズン12 | シーズン13 |
---|---|---|
+3 | 200% | 200% |
+2 | 150% | 150% |
+1 | 120% | 100% |
0 | 100% | 100% |
-1 | 80% | 100% |
-2 | 50% | 70% |
-3 | 30% | 30% |
スキルベースのランクポイント倍率が変更された。
従来は1ティアでも差があれば倍率が適用されたが、2ティア以上の差がある時のみ適用されるようになった。
各ティア到達に必要なRPが増加
各ディビジョンごとに必要RPが200増加した。
ランク | シーズン12 | シーズン13 |
---|---|---|
![]() プレデター |
上位750人 | 上位750人 |
![]() マスター |
10000~ |
15000~ (+5000) |
![]() ダイヤモンド |
7200~ |
11400~ (+4200) |
![]() プラチナ |
4800~ |
8200~ (+3400) |
![]() ゴールド |
2800~ |
5400~ (+2600) |
![]() シルバー |
1200~ |
3000~ (+1800) |
![]() ブロンズ |
0~ |
1000~ (+1000) |
![]() ルーキー |
ー | 0~ |
新規ティア「ルーキー」
新たな初心者ティア「ルーキー」が登場した。
従来のブロンズと同様に参戦コストは不要だ。特徴として、一度でもブロンズに昇格したプレイヤーは以降ランクリセットがあってもルーキに落ちることは無い。完全初心者用に用意されたティアと言えるだろう。