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【コードギアス ロストストーリーズ】プレイレビュー!知略とロボットで敵を倒すタワーディフェンスの評価と面白い点を徹底解説

コードギアス ロストストーリーズのプレイレビュー記事です。実際にプレイしてみて感じた面白い点と評価を紹介します。
コードギアス ロストストーリーズとは?
「コードギアス ロストストーリーズ」とは2022年5月17日にAndroid/iOS/PCで正式リリースされたタワーディフェンスゲームです。開発会社はf4samuraiとなります。
本作のゲームジャンルであるタワーディフェンスとは、定められた道や脇にある場所に味方を置き、進行してくる敵を迎え撃つ、リアルタイムでの戦略性が求められるゲームです。
本作の特徴は何といってもコードギアスの世界観をたっぷり味わえること。
世界観のベースとなるのは大人気アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」となっており、ファンの方なら堪らない内容に。
コードギアスを知らない方向けにご紹介すると、舞台は神聖ブリタニア帝国と呼ばれる強大な国と、その国に支配された日本。
その支配された日本で活動しているレジスタンス達とアニメの主人公であるルルーシュが協力して神聖ブリタニア帝国に反逆していくアンチヒーローのロボットアニメです。
本作の主人公は、そんなルルーシュと同じ学園に通う同級生だったのですが、とあることを切っ掛けに戦闘に加わっていくストーリーとなっています。
本記事では、そんなコードギアスの世界観をベースにしたタワーディフェンスゲーム「コードギアス ロストストーリーズ」を実際にプレイし、面白い点や良かった点、残念な点などをご紹介していきます。
本作をプレイしようかどうか迷っている方は、是非本記事を参考にプレイするか決めていただければ幸いです。
コードギアス ロストストーリーズの面白い点
前章では本作がどのようなゲームなのか軽くご紹介しましたので、ここから早速レビューに移っていきたいと思います。
まずは、レビューの中でも多くの方が気になっているであろう面白い点や良かった点をご紹介していきます。
コードギアスの世界観を堪能できる
本作の最も面白いところは、コードギアスの世界観を楽しめること。
ストーリーは「コードギアス 反逆のルルーシュ」をベースにしつつ、ゲームオリジナルキャラが上手にストーリーに関わってくるというものになっています。
そのため、アニメに似てはいるものの、ゲームオリジナルのストーリーが展開されています。
このゲームオリジナルストーリーは、ほぼフルボイスで会話が再生されるため、コードギアスの世界観をより楽しめるように。
また、本作のムービーは立ち絵同士の会話や3Dロボットが動き回るのがメインですが、一部でアニメのワンシーンを使用。
使用されているワンシーンは、アニメを知っている人なら懐かしみながら楽しめます。
アニメを知らない人でも、ゲーム中でストーリーの説明がしっかりあるため、楽しめるようになっています。
大迫力の戦闘シーン
次に本作の面白い点として、大迫力の戦闘が見られること。
コードギアスに登場するロボットは、他のロボットアニメ等と比べて小さいものの、その分動きが速いため、ロボット同士の戦闘が非常に激しい。
その激しい戦闘を本作では、ムービーやボスとの対決で見ることが可能。ロボット同士が激しく攻撃しあう様子は、見ていてハラハラドキドキさせられるものになっています。
コードギアスが好きな人にはもちろん、ロボット好きの人まで楽しめる戦闘が見られるため、本作の面白い点に挙げられます。
勝敗に直結する編成
次に本作の面白い点として、勝敗に直結するといっても過言ではない編成の重要さ。
本作の戦闘で戦うためには複数のユニットで構成されたチームを編成する必要があります。
ユニットとは、パイロットとロボットの組み合わせによって構成されており、どちらか一方のみ設定しただけではユニットとしては完成せず、出撃することもできません。
また、パイロットとロボットにはそれぞれタイプがあり、これを合わせないとユニットがうまく機能しないことに。
そのため、パイロットとロボット自体の性能も重要ですが、組み合わせたユニットの強さも重要になるなど、本作の編成は考えさせられるのが面白い所です。
コードギアス ロストストーリーズの惜しい点
前章では本作の面白い所や良い所をまとめてご紹介しました。
しかし、良い所があれば悪いところもあるのがゲームというもの。
ここからは、そんな本作の悪い所や惜しい所をご紹介していきます、
手軽に遊びにくい
本作の惜しい点として、手軽に遊びにくいことが挙げられます。
本作が手軽に遊びにくい主な理由は下記の2つ。
- 自動戦闘が無い
- ロードが多い
まず自動戦闘が無いというのは、スマホゲームなら欲しい自動戦闘機能が付いていないということです。
一応ミッションを全てクリアしたクエストにはスキップできるようになっていますが、そのミッションを解放するためには手動でクエストをクリアしなければいけません。
プレイのしがいがあるといえる反面、全て1度は手動でクリアする必要が出てくるので、ささっとゲームを楽しみたい方には少し不向きになっています。
次にロードが多いということですが、これは頻繁に起こるためテンポの悪さと手軽に遊べない一因に。
非常に長いロード時間は無いものの、回数が多いと長く待っていると感じてしまいます。
そのため、こちらは手早く遊ぼうと思ったのに、ロードが長く満足にゲームをプレイできなかったと感じることもしばしば・・・
このようにゲーム面白いだけに、手軽に遊べないということが本作の非常に惜しい点となっています。
戦闘が単調になりがち
次に本作の惜しい点として、戦闘が単調になりがちだということ。
本作に限らず、タワーディフェンスのゲームなら起こりがちのことですが、戦闘が始まりユニットを配置したら後は道に沿って進軍してくる敵と、それを迎撃する味方を見るだけ。
そのため、戦闘の最初は忙しいものの、ユニットを配置し終えた後からは眺めているだけになってしまいます。
また、ゲームを始めたばかりの頃は、どのようにユニットを配置していいか分からず試行錯誤しながらプレイしていくのですが、コツが分かってしまうと流れ作業のようにユニットを配置することに。
このように、ゲームをやればやるほど戦闘が非常に単調になってしまうため、飽きが来やすいということが本作の惜しい点となります。
こんな人にオススメ
- コードギアスが好きな人
- タワーディフェンスゲームが好きな人
- ロボットが大好きな人
ゲーム評価
総合評価 |
|
---|---|
3.8 /5.0 | |
キャクター | ★★★★★ (5) |
ストーリー | ★★★★★ (5) |
グラフィック | ★★★★★ (4) |
ゲーム性 | ★★★★★ (3) |
やりこみ度 | ★★★★★ (3) |
UI・操作性 | ★★★★★ (3) |
この記事のライターの感想
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TomoG
タワーディフェンス系のゲームは久しぶりにプレイする筆者。本作を「キャラゲー」または「タワーディフェンス系のゲーム」のどちらとして見るかで、かなり評価が変わる印象を持ちました。「キャラゲー」としてみた場合、アニメのシーン活用やフルボイス等非常に楽しめる反面、「タワーディフェンスゲーム」としてみた場合、戦略性が薄く感じる。ユニットの設置数や設置可能な場所が少ないことや、敵の進軍ルートの少なさが非常に気になる。ただ、他のタワーディフェンスゲームと違い「向き」という概念があるため本作にしか無いゲーム体験は味わえるのでないでしょうか。コードギアスが好きな人はもちろん、タワーディフェンス好きな方は、是非一度は本作をプレイして欲しいと思います。