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【DBDモバイル】プレイレビュー!大人気の非対称型サバイバルゲームのモバイル版評価と面白い点を徹底解説

Dead by daylight mobile(デッドバイデイライト・モバイル)をプレイレビューして評価や面白い点を解説。世界的人気を誇る非対称型サバイバルゲームDead by daylight。モバイル版ではどのような仕様になっているのか気になりますよね。スマホでのプレイのしやすさや他媒体とのクロスプレイは可能なのかも知っておきたいところです。モバイル版はどのようなゲームに仕上がっているのか、面白い点を含めDead by daylight mobileについて詳しく見ていきましょう。
Dead by daylight mobileとは?
Dead by daylight mobileとは、カナダのゲーム製作会社であるBehaviour Interactiveが手掛ける非対称型対戦ホラーゲームDead by daylightのモバイル版です。世界的に大ヒットしており人気が高くついにモバイル版が登場。アジア圏のモバイル版管理を荒野行動や第五人格でお馴染みのネットイースが行っています。
宇宙を漂う謎の生物エンティティ。娯楽に飢えたエンティティは、地球にやってくると人々を霧の中へと誘います。迷い込んだ人々・生存者たちは恐ろしい殺人鬼から逃げ、霧からの脱出を試みるというのが大まかな背景ですね。各キャラに背景ストーリーはありますが、現状進行するようなストーリーはありません。
プレイする陣営によって操作方法や立ち回りが一転するので要注意。殺人鬼は一人称視点となっており、生存者を追いかけ捕まえてフックに吊り下げます。生存者は三人称視点、仲間と協力して発電機を修理、通電すると閉じている門を開いて霧の外に出ることが可能です。殺人鬼1人につき生存者4人を追いかけることになるので生存者有利に見えますが、実際はそうでもないのが面白いところですね。
登場する殺人鬼及び生存者はオリジナルキャラに加え、世界各国のホラー映画からも参戦。意外とバラエティに富んでいますよ。最近では原作の方にバイオハザードのキャラやホラー映画の貞子が参加しました。そのうちモバイル版に実装されるのが楽しみですね。
霧に包まれた世界から脱出することは叶うのか。恐ろしい殺人鬼や脱出を試みる生存者となって命がけの鬼ごっこをする非対称サバイバルゲーム作品です。
Dead by daylight mobileの面白い点
霧からの脱出サバイバル
Dead by daylight mobileはプレイヤー対プレイヤーで行う臨場感あふれる脱出ゲームです。人数が非対称となっており、逃げる側である生存者は4人追いかける側の殺人鬼は1人になっています。生存者たちは殺人鬼から逃げつつ協力して発電機を修理、門を通電させて開き脱出すれば勝利です。逆に殺人鬼は生存者の行動を妨害しつつ、生存者を捕獲しエンティティにささげたり、メメントモリ(殺害)したりして脱出阻止すれば勝利といって良いでしょう。
基本の操作方法は生存者も殺人鬼もほぼ同じです。画面左のスティックで移動し、画面右にあるボタンで対応したアクションを行います。あとは板倒しや倒れている生存者を抱えるなど、それぞれ状況に合わせて出てくるボタン操作もありますよ。シンプルに作られているので操作自体は難しくありません。ただし、生存者は三人称視点、殺人鬼は一人称視点となっているので注意してください。
アドオンやパークを使ってキャラをカスタマイズ
ロードアウトでアドオンやパークを編集することで、キャラをカスタマイズすることが可能です。Dead by daylightでは、パークと呼ばれる能力を最大4つまでキャラに付与し、手持ちの道具に最大2つのアドオンをセットできます。それぞれどんな能力を付与するかはプレイヤー次第。セットした能力と立ち回り次第で自分だけのキャラを作り上げられます。
マッチの報酬で手に入れたブラッドポイントを消費してアドオンを入手、レベルを上げることでパークを入手可能です。プレイすればするほどキャラの立ち回りの幅もカスタマイズの幅も広がっていくので面白いですよ。
ちなみに殺人鬼の場合使う道具が固定されているのですが、生存者は道具を持たせないとマッチ開始時に何も持っていない状態になります。道具がないとアドオンを持たせられないので気を付けましょう。
個性豊かなキャラが続々と登場
Dead by daylightは、次々と新しいキャラが追加されています。原作と比べてキャラ参戦タイミングが遅れていますが、Dead by daylight mobileもそのうち全キャラが登場すると予想されます。陣営に関わらず個性豊かな見た目と、キャラの特性として3つほど固有のパークを所持しています。Dead by daylight mobileでは今のところそのキャラだけが使える状態ですが、原作同様に今後他キャラにも共有できるようになってくるかもしれません。
殺人鬼においては、歩行速度や能力、武器といった細かい個体差が設定されています。生存者とほとんど歩行速度が変わらない殺人鬼もいるので、アドオンやパーク、固有パークを活かした戦略性が求められますよ。殺人鬼は固有能力もあってか各キャラの個性がとても強かったです。
ちなみに各キャラはボイス付き、絶叫や息切れなどリアルな脱出ゲームや追われる恐怖を体感できます。殺人鬼においては追跡時に専用BGMが流れるキャラもいるので要注目です。
ブラッドマーケットで欲しいアイテムが購入できる
今回Dead by daylight mobileではマーケット形式を採用しており、上から指定個数アイテムを自由に選んで購入できるというシステムになっています。上から下に向かって低レアリティから高レアリティのアイテムへと変化。一番下の段では高レアの赤アドオン・道具の入手確率が非常に高いです。なかなか入手できない赤アドオンを入手しやすい状態になっているので、ロードアウト構成が楽しくなってきます。次の段のアイテムに手を出さなければ前の段のアイテムを指定の回数以上に購入できるのも魅力的でした。
ちなみに、殺人鬼のブラッドマーケットに表示されるアイテムは、すでに持っているキャラのアイテムのみです。どのキャラのアイテムが出ているかはランダムですが、無駄にはならないのでデメリットは少なかったですね。生存者のアイテムはどの生存者にも有効です。キャラによる使用制限はありません。
Dead by daylight mobileの惜しい点
カメラワークが重い
Dead by daylight mobile最大の難所はカメラワークの重さです。プレイしている端末のスペックにもよりますが、画質を上げるとカメラワークが重くぬるぬるとしています。特に殺人鬼側をプレイしている時は顕著で、いくら画面を回しても思う通りに回らないことがあります。三人称視点の生存者側ではあまり気になりませんが、一人称視点の殺人鬼側としては厳しい環境ですね。
カメラワークの重さに関しては今後の更新によって改善される可能性が十分あります。端末のスペックによるところもあるので、その場合はグラフィック設定を変更して対応していくのが良いでしょう。
他媒体と比べると画質や操作性が悪くなる
他の媒体と比べるとやはり画質や操作性は悪いです。PCやPS4、PS5など様々な媒体でプレイできますが、一番質が劣っているかもしれません。AndroidやiOSといった最低限の環境でのプレイなのでどうしても質が落ちてしまいます。リアルタイムに5人が同時にプレイすることになるのでそれで掛かる負荷によるものもありますね。
プレイヤー側ができる改善策は今のところありません。処理能力が高いスマホを使うというのも有りですが、それなら他媒体でプレイした方が速いでしょう。今後の更新次第で改善されていくことに期待です。
クロスプレイは未実装
様々な媒体でクロスプレイできるDead by daylightでしたが、モバイル版は残念ながらクロスプレイ未実装です。最大の理由はプラットホームの形式が全く違うことにあります。そもそもブラッドポイントのシステムがほとんど違うので、クロスプレイするには互換性が足りません。クロスプレイしたとしても、ラグによって正常なプレイができない可能性もありますね。
システムの関係上、今後もモバイル版はクロスプレイできない可能性が高いです。クロスプレイするにはそもそものシステムを大きく変更する必要があるので、それこそ大型アップデートが必要です。ただ、プレイ人数に関してはスマホさえ持っていればプレイできることを考えると問題は無さそうですね。他媒体の友達とプレイしたい場合は、PCやPS4、switchなどの媒体が必要なので注意しましょう。
こんな人にオススメ
- 臨場感あふれる脱出ゲームを体験したい人
- 映画のようなホラーの世界を体感したい人
- ストレスを発散したい人
ゲーム評価
総合評価 |
|
---|---|
4.0 /5.0 | |
キャクター | ★★★★★ (5) |
ストーリー | ★★★★★ (3) |
グラフィック | ★★★★★ (3) |
ゲーム性 | ★★★★★ (5) |
やりこみ度 | ★★★★★ (5) |
UI・操作性 | ★★★★★ (3) |
この記事のライターの感想
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名無しの権兵衛
他媒体とは異なったスマホ専用の新たなプラットホームにより、スマホでもプレイしやすいのが良かったです。ただ、画質の問題やラグ、カメラワークの重さなどまだまだ成長途中というところ。クロスプレイできないのは少々残念ですが、環境が同じプレイヤーだけなので、不利有利がないのは有難いですね。基本有料の人気ゲームが基本無料でプレイできるのは神対応だと思います。
デッドバイデイライトモバイルの基本情報

ハード | スマホ |
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発売日 | 2022年4月28 |
価格 | 基本無料(一部アプリ内課金あり) |
メーカー | Behaviour Interactive |
プレイ人数 | 1人 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |