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【ヴェルヴェットコード】レビュー!少女たちと海原を駆ける戦略RPGの評価

ヴェルヴェットコードを実際にプレイして評価と面白い点をレビューしています。海原を駆け抜ける艦霊と謎の生命体ラグズを巡る物語が展開。バトルでは立体フィールドを自由に移動しながら敵と戦います。部隊編成やキャラの育成などやり込み要素も当然多いのですが、どんなゲームなのか気になりますよね。プレイレビューでヴェルヴェットコードの評価や面白い点を詳しく見ていきましょう。
ヴェルヴェットコード|こんな人にオススメ
まずはヴェルヴェットコードがどんな人におすすめなのか、端的に紹介いたします。
- 戦艦もののゲームが好きな人
- シューティングゲームが好きな人
- 戦略ゲームが好きな人
ヴェルヴェットコードとは?
ヴェルヴェットコードとは、ゲーム企業WeGamesJapan、GAMEHOUSE、9YOUによって製作されたシミュレーションRPGです。
物語の舞台ははるか未来、戦争と謎の生命体ラグズの侵攻によって崩壊しつつある世界で艦霊と呼ばれる少女たちが戦います。主人公はとある母港を守る指揮官の1人。プレイヤーは指揮官として艦霊たちを指揮、敵対する艦霊やラグズとの戦いの日々を送ります。
バトルでは海上を走る艦霊部隊を操作。前衛の戦闘部隊にセットした3人を操作して回避したり攻撃したりできます。基本的に攻撃は自動攻撃、攻撃範囲に入った敵を自動で攻撃してくれるので難しい操作はありません。敵の攻撃をかわしながら反撃する様は、立体的なシューティングゲーム感覚で面白いです。
赤城や長門、プリンツ・オイゲンなど名だたる戦艦が多数登場。物語が進むにつれてストーリーに登場する戦艦の種類が増えていきますよ。ストーリー部分はノベルとして楽しめます。見逃したストーリーは母港の図書館機能で再度読み直せるので、後からまとめて読むのも良いですね。
海から現れた謎の生命体ラグズの正体と世界の行く末を描く。はるか未来を部隊に少女たちと海原を駆け巡るシミュレーションRPG作品です。
ヴェルヴェットコードの面白い点
艦霊たちを指揮して海原を駆け巡るアクションバトル
バトルでは海上を走る艦霊部隊を操作して次々に現れる敵と戦闘を行います。3Dで構築された立体的なフィールドで自由に動けるのが醍醐味の1つ。敵の攻撃を避けながら戦う様はまさにシューティングゲームです。敵の砲撃をかわして反撃するというやり取りにおいて、本物の戦艦の闘いのような味わいがあるのも魅力的です。
プレイヤーが行う操作は3つ。部隊の移動、向き調整、必殺スキルの発動です。通常攻撃や通常スキルは敵が攻撃範囲に入ると自動で展開されるので、細かい操作は必要ありません。細かい操作が多いゲームが苦手という方も気軽に楽しめるようになっています。
状況変化で本格的なバトル演出
ステージによって昼・夜の切り替えや昼戦・夜戦での艦霊の行動可不可システムが存在。基本的にどの艦霊も昼戦は戦えますが、夜戦になると行動制限がかかる場合があります。そういった状況変化がバトルに影響してくるので本格的です。部隊の総合戦力にも関係してくるので、特に時間軸の切り替わりがあるステージは戦略性が高く面白いですね。
バトルの戦略を決める部隊編成
部隊は最大6人編成、前衛の3人が敵と交戦し後衛の3人が前衛を後方支援する形です。この6人をどのキャラを組み合わせてどう配置するかによって、バトルでの戦略や立ち回りが変わっていきます。
艦霊には通常スキル・必殺スキル・旗艦スキル・支援スキル・絆スキルの5つのスキルが存在。キャラごとに違ったスキル効果を持っており、部隊編成で組み合わせていくことで部隊の立ち回りが変わるという訳です。支援スキルだけでもシールドや回避アップ、後方からの支援攻撃など多種多様。部隊のあり方が変化していくので、手持ちのキャラが増えるほど部隊編成が面白くなっていきます。低レアリティのキャラも相性次第で部隊に組めるというのも魅力の1つです。
装備カスタムや限界突破でキャラ育成
限界突破や強化など豊富な強化メニュー
ヴェルヴェットコードではレベル上げを基本にキャラを強くするための育成システムがあります。レベル上げでの基本ステータスアップのほか、限界突破やステータス強化でのステータスの上乗せが可能です。
キャラレベルが1上がるごとにそのキャラに必要なステータスが上昇、バトルでの与えるダメージが増えていくので敵を倒しやすくなりますよ。レベル上げ方法は、ステージクリアと経験値アイテムの2種類。ただし、アイテムでのレベル上げはプレイヤーランクに合わせて上げられるレベルに上限があります。対してステージクリアでのレベル上げは上限がありません。よく使うキャラはステージクリア、育てていないキャラのレベルをすぐ上げたい時はアイテムという感じですね。
さらに限界突破することでステータスが大幅上昇、キャラに付与できる潜在スキルの種類が増えます。ステータスが上がるのも良いのですがキャラに合った潜在スキルを付与できるので、キャラの個性を伸ばせるのが面白いです。ちなみに限界突破で解放される潜在スキルの内容はキャラごとに違います。
不要な艦霊を消費することでステータスの強化が可能です。装甲や砲撃といった戦闘性能を強化できるのでレベル上げと並行して行うことで強力なキャラへと育成できます。とはいえ、艦霊を消費する強化機能なので、無理のない範囲で育成するのが良いでしょう。
装備カスタムで自由なキャラ育成
各キャラは装備をセットすることで性能の上乗せや個性を持たせることが可能です。主砲・副砲・戦闘機・魚雷・対空砲・設備などの中から4種類の指定の装備をセットしていきます。ただし、一口に主砲といっても撃つ砲弾の数や撃ち方、撃つタイミングが違うので要注目。どんな装備を持たせるかでそのキャラの性能が変わっていくので、自分だけのカスタマイズを楽しめますよ。
装備は専用アイテムを使うことで強化できるので、強化すればするほど装備しているキャラの性能アップにもつながります。レベル上げや限界突破などキャラ強化を終えた後も、装備次第で伸びしろが続きそうですね。
オート&倍速でサクサク手放しプレイ可能
ある程度ストーリーを進めるとオート機能が解放され、自動戦闘でバトルステージを進められるようになります。未クリアのステージもオート可能なので、半分放置状態で攻略を進めることが可能です。自動戦闘時は倍速機能も利用でき、1.5倍の速度でバトルを進められます。
さらに星3クリアしたステージでは委託機能が利用可能。委託機能を利用すると自動周回できるので、キャラ育成が楽になりますよ。周回する際は当然回数分の燃料が必要になりますが、仕事や勉強の合間に自動的にキャラが強くなるのは有難いですね。
ヴェルヴェットコードの惜しい点
ステージクリア後のメニュー選択がややこしい
バトルステージクリア時に表示される次のメニュー選択が少しややこしくなっています。「離脱」「再戦」「次へ」の3つが主に表示されるのですが、「次へ」を押すとそのまま準備もなく次のバトルステージへと進むので要注意。編成を組みかえたい場合は「離脱」を選択しましょう。
できれば「次へ」を押した場合準備画面が表示されて欲しかったですね。離脱を押せばステージ選択には戻れるので次のバトルの用意ができます。ステージごとに編成を変えたい場合は、勢いあまって「次へ」を押してしまわないように気を付けてください。
委託の周回回数に制限がある
星3クリアしたバトルステージは委託で周回できるようになります。ただし、30日パス未購入の場合は最大5回までしか1度に周回できない仕様です。課金アイテムの30日パスを購入することで10回以上の周回を行えるようにできます。
これはアプリゲームとして収益を得るために設定されている項目の一つなので、今後も変更はないでしょう。最大5回は自動周回してくれるので30日パスを購入しない場合は、画面を確認しつつ委託周回を利用するのがおすすめです。
自動戦闘の弊害があるので注意
自動戦闘は手放しで戦ってくれるのでとても便利な機能です。ただし、AIに任せることへの弊害があります。例えば、倒れる寸前の敵に向かって必殺スキルを無駄撃ちしたり、攻撃が当たるからと敵の攻撃に自ら突っ込んだりする場面が多いです。AIは敵味方のHPを考慮していないので、無駄な動きや自滅するような動きは避けて通れません。
必殺スキルは諦めるとして、自滅行動は自滅しないくらい育ててから自動戦闘するのが良いですね。もしくは攻撃を回避する必要がある敵は自操作での攻略が好ましいです。AIは便利ですが、使いどころを見分けて使っていきましょう。